「結婚は我慢と忍耐」であんたなんか
どうせダメだと母に言われて
なにくそ~って思ったのが前回のお話。

読んでない方はコチラをどうぞ。

「結婚は我慢と忍耐は嘘だと私の結婚で証明してやる」

 

最初から読みたい方はコチラをどうぞ
「厳しい母と暴力的な父に育てられると子どもはどうなる?」

 

私たちは東京の四谷にある
イグナチオ教会で
挙式しました。

 

 

 

私も幹生もクリスチャンじゃないので
半年間、毎週末に教会に通って
結婚セミナーを受けました。

 

私は大学生の頃、嫌なことがあると
その教会のチャペルによく来て
ただ座ってるだけで
何となく癒されたんだよね。

 

今はこの建物は壊されて
新しくなってるので
私たちが式を挙げた時が最後。

 

 

 

結婚セミナーで

神父さんに言われた言葉が
私には忘れられなくて。

 

「洋子さんは受け取る人
幹生さんは与える人だから
洋子さんはとにかくもらいなさい」

 

私はある人から

「愛は受け取ってばかりいないで
与えなきゃダメだって」言われたので
神父さんに聞いたらこの答え。

 

パートナーシップを
勉強した今は分かります。

 

女性は愛を受け取る性
男性与える性
って事を言ってたんだね。

 

さて、結婚してからしばらくは
ラブラブで毎日楽しい日々。

 

私は幹生と同じ会社で働いていたので
ダブルインカムノーキッズ。

お財布も別々でガンガン働いて
ドバーッと遊んでました。

 

子どもを産むことに関しては
私は消極的。
子どもは大好きだけど
もう一度、あの親子の関係を
繰り返すのがイヤだったから。

 

幹生にもその事は言ってあったけど
「洋子はお母さんとは違うから
大丈夫だよ」って言われてました。

 

そして30歳で妊娠。

 

これが全然幸せじゃない
文句ばっかの妊婦

 

つわりは大したことなかったけど

 

体型の変化や行動の制限などを
受け入れられなかったんです。

 

あまりにもネガティブだったので
毎日その文句をノートに書いて

ぶちまけてました。

 

そして出産間際に
頭がおかしくなったかと思う

ビックリ体験をしました。

 

自分の体が

自分のものじゃないような
ふわふわとした

浮遊感でいっぱいになる。

 

現実感もなくて、
自分がどこにいるのか
何をしているのか、
何を考えているのか
全然わからない

 

やばい、やばい、やばい

 

段々息苦しくなって
頭の中を同じ言葉が
ぐるぐるぐるぐる

心臓もドキドキ・・・

 

助産院の先生に話すと
出産間際にホルモンの関係で

 

精神不安定になったり
心臓発作みたいに
おかしくなることがあると

言われました。

 

結局、後で考えると
おかしくなる直前に
母と電話で話していて

 

「産む時に大騒ぎしちゃダメよ。

あなたはいつも大げさだから

ギャーギャー騒いで
みっともないことしないでよ」

って言われたんです。

 

私は実家で出産するように

母に言われてました。

 

でも私はどうしてもイヤだった。
幹生のそばで産みたかったので
断りました。

多分母はそのことも

面白くなかったんだねぇ。
その時もその後も、

何度も言われたから。

 

しっかし、母にこんな事言われて
当時の私は言い返せなかった。

何も言えずに自分の中に取り込んで
後から体がおかしくなった。

 

この母の言葉を思い出して
思いっきり幹生に泣いて

「別に大騒ぎしたっていいじゃんか!」

 

お母さんなんか

死んじゃえー!!!

 

って叫びました。

 

その後は出産まで
おかしくなることはなく

幹生立会いのもと超安産。

 

痛みをこらえるために
助産師さんの腰を
グーで殴りながら
大騒ぎで産みました。

 

妊娠中はネガティブだったけど
子育ては私に向いていて
忙しくも楽しい日々でした。

 

でもやっぱり0歳児育児は

とっても大変。

しばらくは母に来てもらって

お世話になりました。

結婚して出産して
子育てを経験するうちに
私は少しずつ母の気持ちが
理解できるようになったと思います。

 

ああ、お母さんは
きっと心細かったんだな。
怖かったんだな。
不安だったんだなって。

 

何でも完璧だと思っていた母も
1人の弱い女性なんだと
少しずつ分かったと思います。

一方で幹生との関係は
少しずつ音を立てながら
悪い方へと針が進んでいました。

 

毎日毎日、何も言わない
赤ちゃんと2人だけの生活
誰にも評価されず
社会から置いていかれたような
疎外感

それなのに幹生は
以前と何も変わらない生活
どんなに大変さを訴えても
毎日呑んで帰ってきて午前様

 

「付き合いだから仕方ないんだよ」

 

「だったらあなたが
子育て代わってよ」

 

「そんなに言うなら
お前がオレと同じように働け」

 

「俺は遊んでるんじゃないんだ」

 

育児も家事も
よく手伝ってくれた幹生だけど

お互いにベースがイライラで
毎日のように小さな口げんか。

 

それでも日々の生活が忙しく
二人の関係が悪くなっているのは
見て見ぬふりをしてました。

 

私が一年の育児休暇を終えて
仕事もどんどん
面白くなってきた頃に

そのツケが回ってきたんです。

 

次のブログはコチラ
「夫に暴力!?流血&警察沙汰で結婚生活の修復を誓う」

 

サボってると、愛されないよ!

 


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