夫婦喧嘩がエスカレートし、
警察を呼ぶ事態になった。
あの日をきっかけに、
私は本気で関係を立て直すと決めた。
これは、今の私から見ると
「すべてが崩れて、でも始まった日」の話。
夫婦関係も、自分の感情も、
完全にコントロールを失った瞬間だった。
当時の出来事
やっと結婚して、出産もして、
育休から復帰して、仕事と家事と育児。
今でこそ普通だけど、
当時は前例もなくて
全部が手探りだった。
夫の幹生もよくやってくれていたけど
それでも、
負担は確実に私に偏っていた。
そしてある年末の日。
お互いに疲れていて、
お酒も入っていて、
些細なことで喧嘩になった。
ふて寝していた私に向かって
幹生が怒鳴りながら、
蹴った。
その瞬間、
頭が真っ白になった。
父の怒鳴り声。
幼い頃の記憶。
「男の人の怒鳴る声が怖い」という感覚。
全部が一気に蘇った。
次の瞬間、
私はリモコンで
幹生の頭を殴っていた。
血が流れるのを見て、
我に返った。
泣きながら謝り続ける私と
何が起きたか分からず泣く娘。
そして私は、
自分で110番を押していた。
今の私から見ると
あの時、何が起きていたのか。
今ならはっきり分かる。
私は
「夫と喧嘩していた」のではなくて
“過去の父親と戦っていた”
幹生は引き金にすぎなかった。
・怒鳴り声=危険
・男性=怖い
・私は傷つけられる側
そんな“無意識の前提”が
一気に作動して
完全に自分を見失っていた。
そしてもう一つ。
私はずっと
「自分も父のようになるのでは」
と恐れていた
だからこそ
その恐れが現実になった瞬間に
「やっぱり私はダメなんだ」と
自分を断罪した。
でも、違った。
転換点
あの出来事で初めて気づいた。
問題は「過去」じゃなくて
“過去をどう握り続けているか”だった
そして同時に思った。
「ここで逃げたら、
一生同じことを繰り返す」
だから私は決めた。
もう一度、向き合うと。
修復のリアル
そこからの関係修復は、
正直きれいなものじゃない。
最初の頃の幹生は
完全に心を閉ざしていた。
当然だと思う。
それでも私は
「自分が変われば関係は変わる」と信じて
試行錯誤を続けた。
いわば、実験の日々。
うまくいくこともあれば
全くダメなこともあった。
今の価値観
よく聞かれる。
「修復に何年かかりましたか?」
当時は「15年」と答えていたけど
それは20代の未熟な時期も含めた話。
実際には
あの出来事から
関係が落ち着くまでは約4年。
でも今は、こう思っている。
「結婚を続けること」が正解じゃない
夫婦の形は人それぞれでいい。
それよりも大事なのは
女性が自分らしく
生きられているかどうか
・感情に振り回されないこと
・精神的にも経済的にも自立していること
その上でパートナーと関係を築くこと。
現在
今では幹生は
私の一番の理解者であり、
パートナー。
いわゆる「ソウルメイト」と
呼べる存在になった。
最後に
この出来事が
教えてくれたことはシンプル。
人は、どんな状態からでも変われる
でもそれは
・知識だけでは無理で
・逃げても無理で
・誰かを変えようとしても無理で
自分と向き合い続けた人だけが辿り着ける
遠回りに見えてもいい。
ぐちゃぐちゃでもいい。
あきらめなければ、必ず変わる。
本気で夫婦関係を変えたい方へ
正直、この話は
「読んで終わり」にしてほしくない。
ここまで読んで何か感じたなら、
たぶん今が変わるタイミング。
私は今、 パートナーシップを
根本から整える講座をやってます。
ただ、
いきなりはちょっと…という人は
・感情との向き合い方
・夫婦関係のリアル
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