「手をつなぐとサッと逃げる」
「そっとくっついただけなのに嫌がられた」
妻活トレーニングの生徒さんから、こんな相談を受けることがあります。
いつでもギュッと抱きしめてほしいし、外で歩く時は彼から手をつないで欲しいし、肩も抱いて欲しい!
わかるわ~。私もその1人だもん。
旦那さんも同じようにひっつき虫なら、何の問題もないんだけど、そうじゃない場合は全然やってくんないー(T_T)。どうして…?
今回は、そんな「もっと触れ合いたい!」を解決するために大切な『3つのステップ』を紹介します。
この記事は「妻活メールマガジン」から抜粋&再編集しています。
妻活メールマガジンは、妻活力を上げるために、具体的にどうしたらいいのか?
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原因はホルモンの仕業?
「手をつなぐとサッと逃げる」とか「くっついただけなのに嫌がられた」。
こういうのがショックで傷ついちゃうタイプは、旦那さんと触れ合うこと、スキンシップをすることで「愛されてるなぁ」って思う人なの。
で、旦那さんもつきあってた頃や新婚当初はやってくれてた場合、これはもう確実にホルモンの仕業です。
ホルモン君はいっぱい種類があります。
一緒にいて落ち着きを感じさせる「安心・幸せ」ホルモン
例えば「セロトニン」は安心や幸せを感じさせる「一緒にいると落ちつくなぁ」ってホルモン。
実はこのセロトニン、男の人よりも女の人のほうが分泌量が少ないんだって。だから女性の方が不安になりやすいんだね。
そして日本人は民族的にも少ないらしいです。脳みその問題なので、そこはあきらめてね。
期間限定の「恋愛」ホルモン
人間も動物なので、種の保存のためだけに、脳みそが「ほら~、くっついて〜」「はい、キスしてねー」「Hもいっぱいしちゃうぞ!」
ってな具合に、恋愛ホルモンが大量放出されんの。
これは難しい言葉で言うと「フェニール・エチル・アミン」って言うんだけど、これが出る期間が決まってて、2〜3年で終了なんだって。
だからこの期間を過ぎちゃうと、ひっつき虫以外の男性は、隣りにいる妻に、とたんに興味を失います。あ、女も同じね。
じゃあじゃあ、このフェニール・エチル・アミンという恋愛ホルモンが少なくなっちゃった夫婦はどうすればいいの?
スキンシップで出てくる「愛情」ホルモン
カタカナのホルモン君の名前ばっかで申し訳ないけど、愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」が重要!
これは、スキンシップや触れ合うことで出てくるホルモンなの。
だからさー、振り出しに戻るんだけど、やっぱり手をつないだり、マッサージをしたりひっつき虫になるのは大事なのよ。
小さい頃、おなかが痛い時に、お母さんになでてもらうと気持ちよかったでしょ?
あれと同じで、触ってもらうと、じんわり出てくるのが愛情ホルモン。
もっとスキンシップするための『3つのステップ』
理屈は分かったけど、実際に手をつなごうとすると、パッと離されたり逃げられたりしちゃったら、どうしたらいいの?
これには順番があります。
みんなさ、ひとっ飛びに上手になりたいのよね〜。
気持ちは分かるけど、そんなのムリムリ!
なぜ順番が大事かと言うと、新しいことを習慣にするためには、大切な原則があるからです!
それは「小さいことから始める」。
なので、遠回りに見えても焦らないで、少しずつできることからやっていきましょうね。
【Step.1】ショックを受けない
ファーストステップは「ショックを受けない」こと。
「これは脳みその仕組みなんだ」「ホルモン君のせいなんだ」と、自分自身に言い聞かせる!
これは言葉で聞くと簡単そうでも実際は難しいよ。私は何回も経験してるんで、よく分かります。
ポイントは予防線を張っておくことです。
余裕とユーモアを持つ
妻活トレーニングでは何か新しいことにチャレンジしてもらう時には、私が色んな予防線を張ります。
旦那さんが予想通りの展開をすると「お、来たな」「洋子さんの言ってた通りだな」「想定内」って塩梅(あんばい)。
むしろ喜べって言ってます。
「オー、来たね!やっぱり手を振り払いましたかっ」という感じで。「織り込み済みなんだよ、こっちは」と。
「やった。100ポイントゲット!」とむしろ、ボーナスポイントゲットくらいの気持ちで行けと。
そのくらいの余裕とユーモアを持って望みましょう。バカみたいだけど、これとっても重要よ。
旦那さんにスキンシップを拒否られたら「傷つかない、ショックを受けない」にチャレンジしてみてください。
【Step.2】勝手な解釈をしない
次のステップは「勝手な解釈をしない」です。
手をつないでくれないとか、さっと逃げるとかを、旦那さんにやられたらあなたはどう思う?
「私のこと嫌いなのかな?」
「もう、愛してないの?」
って、思っちゃわない?
これサー、気持ちはすっごく分かるよ。私も実際にそう思ってたからね、昔は。
それで落ち込んで、悲しくなって、「もう私達は終わりだ」とか「一緒にいて何か意味があるの?」ってグルグルグルグル…
考えても答えの出ないことを毎日ずっと考えて、グルグルちゃんになります。
そういう状態の「あなたの顔はどうなってるか、表情はどうか」を想像してみてください。
笑ってる?
ベースが笑ってない状態になってない?
私は妻活で毎回毎回「とにかく笑ってればいい」って言ってます。笑顔がものすごく重要です。
それなのにグルグルちゃんになってる時のあなたの顔は…笑ってないよね。
そしてその状態がもう常に固定になってないかい?ベースが笑ってない状態になってないかい?
旦那さんに「嫌い」って実際に言われたの?
手をつなごうとしてサッとやられた時に、旦那さんに「嫌い」って言われたの?「もう愛してない」って言われた?
旦那さんが手をつないでくれない理由は、私にはわからないけど、少なくとも「嫌い」と言われていないなら勝手に解釈しない事です。
勝手な解釈をしないこともトレーニングの1つ
そうは言っても脳みそは楽ちんな方に行きたがるので、ついつい、いつも自分が行ってる簡単な道を通りたがります。
だから気がついたら、グルグルちゃんになってるパターンが多いね。
でもね、あきらめないで。これも練習。トレーニングで誰でも勝手な解釈をしないようになるからね。
【Step.3】旦那さんの自尊心を上げる
「1.ショックを受けない」→「2.勝手な解釈をしない」の次は最後の仕上げ。
それは、「旦那さんの自尊心を上げる」です。
拒否られる理由
まず何で拒否られるか?を掘り下げてみると、旦那さんの心がすねているケースがほとんどです。
彼は彼なりに一生懸命、愛の表現をしてきたつもりです。
それが、
スマホをいじりながらフンフンって話を聞いたり、
「これとこれ、どっちがいい?」って質問に「どっちでもいいんじゃなーい」と答えたり、
水を出しっぱなしで洗い物をしたり…
だったとしても。
旦那さんはあなたを、ずーっと愛してきました。
それなのに、ダメ出しをされる、突然キレられる、批判される、文句を言われる、バカにされる、泣く…
さらには「どうして私の話を聞いてくれないの?」「あなたっていっつもそうね」「家族のことはどうでもいいの?」
なーんて言われたら、旦那さんとしてはもう意味がわからん。ワケがわからん。
「こんなにやってるのに、そんな風に言われるなら、もう知らん。黙ろう。そっちはそっちで勝手にやれば。」の出来上がり!
男性は「拒否という形」で自分を守る
あなたには、あなたの言い分があるのはわかってるよ。でも、これが旦那さんの言い分。
男の人は小さい頃から、男らしくあることを強要されてきました。泣いちゃいけないし、ガマンしなきゃいけない、強くなきゃいけない。
だから弱いこと、弱みを見せること、負けること、できないこと、ダメなことは絶対にあってはならないんです!
もしもこういう状態になったら、完全に自分防衛軍を発動して、自分を徹底して守ります。
それが、私たちには「拒否という形で表現される」の。
傷ついた自尊心を上げる必要がある
つまり彼らは傷ついている、怖いんだけど、それを見せることもダメなのよ。そんなの認められないからねぇ、絶対に。
だから、彼らのズタズタに傷ついた自尊心を上げる必要があるんです。
メンドクサーって思っちゃうよね。でもこれが真実です。仕組みがわかっちゃえば簡単でしょ?あとはやるだけ!
そう、あなたの「妻活力」を上げればいいだけですよ。
妻活力とは、
- 旦那さんの愛に気づき、
- 愛を見つけ、
- 活かすことで、
- 自分自身を輝かせる
そんな「チカラ」のこと。
おさらい
「もっと触れ合いたい!・スキンシップしたい!」を解決するために大切な『3つのステップ』を紹介しました。
- ショックを受けない
- 勝手な解釈をしない
- 旦那さんの自尊心を上げる
この3つのステップを順番を大切にして実践すれば、あなた自身が変わっていきます。少しずつ、できることからやっていきましょうね。
妻活トレーニングを始めたばかり生徒さん達も、今まで気が付かなかった旦那さんの愛に気がついて、変化を楽しんでますよ〜。
サボってると、愛されないよ!
この記事は「妻活メールマガジン」から抜粋&再編集しています。
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