昨日は他人に甘える、頼ることができずに
用途別にボーイフレンドがいた
というバブル最終組のお話しでした。
読んでない方はコチラをどうぞ
「他人に甘えない、頼れないと恋愛も夫婦もうまくいかない」
最初から読みたい方はコチラをどうぞ
「厳しい母と暴力的な父に育てられると子どもはどうなる?」
さて、就職してから
後に結婚する幹生と出会って
他人に甘える、頼ってもいいんだよー
ということを知って
本当に幸せな日々でした。
でもね、実はここからが
私も予想だにしなかった感情の
オンパレードでぶっ飛びまくり。
私は甘えることを段々はき違えて
ワガママし放題のジコチュー女に
変貌していったんです。
例えばデートでランチやディナーに行く。
人気店だと込んでて入れない。
これが一軒、二軒となると
私は突然ぶち切れる。
「はー?なんで予約してないわけ?」
「私とデートするのに予約しないとか
ありえないんだけど」と怒りまくり。
渋谷だろうと銀座だろうと
お構い無しに大声でわめき散らして
持ってるバックでガンガンぶったたいて
「もう帰る」と駅に向かう。
レストランでコップのお水を
幹生にかけたことも何度もあり。
普通、外だと人の目とか気にするでしょ
私、今でもそうだけど
全然気にならないんだよねぇ
路上でチューとかもするけど
交差点で怒鳴り散らすこともしてた
私は1人暮らしだったので
幹生が遊びに来ると
メガネとか時計をティッシュをしいて
その上に置くんだよね。
それがどうにも許せなくて
少しでも気に入らない事が起きると
そのメガネをつかんでボキーっと折る
当時はフレーム無しのメガネが
流行ってて、簡単にくにゃーってなるの
幹生は私のせいで何本もダメにしたね。
大事にしている時計も投げる
とにかく彼の大事にしている物は
何でも破壊しまくり
思い通りにならないことがあったり
頭にくると
泣く、わめく、暴れる、自分の服を破る
ひっくり返る、大声で叫ぶ、物を壊す
さっきまでニッコニコで
ラブラブだったのに激変
私はこの頃の自分たちを
猛獣と猛獣使いって呼んでました
当然私が猛獣ね
幹生は私が暴れだすと
ガシーっと羽交い絞めにして
「大丈夫だから、洋子、大丈夫だから」
と落ち着くように言い聞かせてました。
フランス映画でベティー・ブルー
っていうのがあるんだけど
主人公の女の子が精神不安定で
まさにあれの実写版って感じ。
私はとっても悩みました。
大好きなのに、
一番愛している人なのに
なんでこんなひどい事をしちゃうんだろう?
一番大切な人をどうして傷つけちゃうの?
なんで、なんで、なんで?
私はその答えが欲しくて
自分が変わりたくて
心理学を勉強しだしました 。
そこで出てきた問題は
やっぱり家族の事
母と娘の葛藤
父に対する恋愛感情と憎悪感
大好きな妹への敵視
私は長い時間をかけて
セルフカウンセリングをして
母親に愛されたかった、
甘えたかった、優しくされたかった
足りない愛を幹生で埋めていたと
気がつきました。
こんな事をしても裏切らない?
本当に私を愛しているの?
どんなひどい事をしても許せるの?
あなたは絶対に私を見捨てない?
反抗期の子どもが親を試すように
私も幹生を試していたんです。
母にできなかったことを
取り返すように幹生にしていました
だから私にとって彼は
彼氏でありお母さんでもあったんです
あー、私は
お母さんに愛されたかったんだ
優しく抱きしめて欲しかったんだ
泣いて泣いて、全部洗い流して
決意しました。
「お母さんに自分の気持ちを伝えよう」
普段電話もしない、
年末年始や夏休みも
実家に寄り付かなかった私は
勇気を振り絞って実家に帰りました。
そして
「お母さん、寂しかった」って
伝えたつもりが
最悪の言葉が返ってきました。
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サボってると、愛されないよ!