イライラ妻がラブラブになる
妻活プランナー 森洋子です!
我が夫の幹生は一緒に出かけると、ゆっくりのんびりじゃなく『ひたすら目的地に向かってGO』なのよ。
だから思いつきや寄り道の多い私は、いつも消化不良。
ならば、消化不良部分は後から、おひとりさまで行けばいいのよ!
ってなわけで今回は東京の池袋にある自由学園明日館(じゆうがくえんみょうにちかん)。
ここは羽仁もと子・吉一夫妻により大正10年(1921) に設立された女学校です。
羽仁もと子さんと言えば雑誌の婦人之友を作った人で、家計簿の発案者だよねぇ。
私も生まれてから一回も家計簿つけたことないのに、彼女のを買ってチラッと見ただけで挫折しました。だから続けてる人は尊敬!
あー、でもそんな私だから「家計簿つけなくても家計管理できるよ」って、妻活The MONEYで教えてるんだけどね(笑)
なぜ私が自由学園明日館にゆっくり一人で来たかったかと言うと、家計簿や教育じゃなくて『建物』に興味があったからでした。
ここは建築の巨匠フランク・ロイド・ライトと、その弟子さんの遠藤新の設計として超・有名物件です。
彼の建築物で日本に残っているのは
帝国ホテル中央玄関
林愛作邸(電通八星苑)
自由学園明日館
山邑邸(ヨドコウ迎賓館)
の4つだけ!
特にこの中でも自由学園明日館は重要文化財で、ほぼ完全な姿で残っている点でも貴重だし、見学ももちろんOK。
「建物は使ってこそ活きる」という“動態保存”のコンセプトのもと、結婚式やイベントなどにも使われているんだって。
ドラマの相棒のオープニングシーンにも出てくるよね、この窓。
他にもドラマや映画、雑誌など撮影ロケとしても、たーくさん使われてますねぇ。
窓や明かり取りなど全てが美しいデザインで、この建物が取り壊されなくて本当に良かったです。
かつての自由学園の生徒や先生が使っていた食堂でお茶を飲みながら、ゆっくりと想像の中を遊ぶ時間。
ここは自分で見学できるんだけど、解説方式のガイドも11:00〜と14:00〜 の2回やっていて、お時間のある方はぜひ受けることをオススメします。
私が行った時は自由学園の幼稚園から大学まで通ったという卒業生が説明してくれたんだけど、わかりやすくて、時にジョークをはさみながら約1時間があっという間でした。
このガイドも私は事前に知らなくて、食堂のお茶休憩の時にアナウンスを聞いて知ったの。こういう、いきなり参加も幹生と一緒じゃまずムリ(笑)
帰りにはすぐそばにある、羽仁もと子、羽仁吉一夫妻が創業した出版社の婦人之友社にもお立ち寄り。
この建物がまたフランク・ロイド・ライト風なので気になってたんだよねぇ。
一人だからいいや!って思い切って中に入って事務の人に聞いてみました。
そしたら設計したのは遠藤楽で、明日館をライドと一緒に設計した遠藤新の息子なんだってー!
道理で似ているはずだわぁ〜と、今までの謎が溶けてスッキリ。そしてなんだかんだ言ってトータル3時間近く滞在。
だからこそ、自分勝手に好きなことをしたい時は、おひとりさまでどうぞ!
「夫婦なんだから、家族なんだから、絶対一緒に過ごさなきゃ」って思わなくていいんだよ。