またお悩みが来ているのでお答えします。
「旦那さんの食事中のスマホで困っています」
っていう方のお悩みね。
食事中ずーっとスマホを触っている旦那に、伝えたんだけれどもダメでしたっていう話。
なんて言ったかっていうと
「ご飯中はスマホをやめてくれると嬉しいなー」
って言ったんだって。
そうしたら旦那さんキレはしなかったけど不機嫌になりました。チ~ン。それで終わっちゃったんだって。
旦那さんに言ったあとは「仕事だよ仕事」って彼が言ってたんだけど、チラ見したらYahoo!ニュースの記事だったり youtube の動画だったり、2チャンネルだったりとかするんですよ。
これはもう、あるあるだね。
うちの幹生なんかトイレにも持っていくからね。彼は大が長いので、大の間見てるんだろうけど持ってきますね。
この相談者さんは、
- 夫のストレス解消と思って放っておくべきか、
- それとももう一度嫌だって思っていることを伝えるべきか
で悩んでます。というふうに書いてくれてます。
これ、そもそも言い方が間違ってるよね。
私のスクールでは、これは
「お願いという名の命令」
って呼んでます。
『何々してくれると嬉しいなぁ』とか『しいな~』って、ちょうどいい塩梅の言葉なんだよね。
みんなよく間違って使いがちなんだけど、
何々してくれると嬉しいな、
何々してくれると助かるなぁ
とかさ、旦那さんとか子どもに言ってお願いしてると思うんだけど、それは大体断られるっていうか「あ゛」で終わっちゃいます。
何でかというとそれは、お願いという名の命令になっているからです。これねお願いじゃないの。
お願いと命令の差は何でしょうか?
これは簡単です。
お願いって言ったときには相手に「NO」を言う権利がありますね、だってお願いなんだから。やってほしいけれども、やってくれなくてもそれは仕方ないわけ。
だけど命令はどうですか?NOって言ったら?
NOはありえないから、やるしかない。YESかハイしかない、それが命令。
だからみんなは旦那さんや子どもに、お願いという名の命令をしてるわけ。
前にも言ったけどさ、男の人は命令されるのは絶対嫌なんだから。特に自分が勝手に下と思っている後輩とか女性とか、奥さんとか子どもとか、そういう人に命令されるのが一番ダメなの、絶対聞かないので。
だからお願いという洋服をまとってるけど命令なので、それを言われたら絶対彼らは言うことを聞きません。
まぁ子どもはちっちゃいから、言うことを聞くかもしれないの、おっかないから。お母さんにそう言われたら言うこと聞かないと大変な目に遭うのわかっているので、子どもは言うこと聞きます。
まれに旦那さんが不機嫌になりながらもやってくれる旦那さんがいるんだけど、それは恐怖政治。怖いから言うことを聞いているだけです。奥さんの望みを叶えてあげようとかね、お願いを叶えてあげようと思ってやってるわけじゃないので、気をつけて下さい。
じゃあみんな、お願いという名の命令をしてないかなーってよく考えてみてくださいね。
その言い方では絶対に誰も動きませんよ、だって命令だから。お願いじゃないから。
そこを考えて、気をつけてみてください。