いい夫婦ってなに?ってアンケートを取ったら「なんでも話せる夫婦」っていう答えが結構多かったんだよね。
「なんでも話せる」のなんでもって、いいことも悪いこともってことだよね。
私たち夫婦はカトリックの教会で結婚式を挙げたからこんな宣言を二人でしました。
「私達は、夫婦として、喜びの時も、悲しみの時も、病める時も健やかなる時も、富める時も貧しい時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓います。」
有名な病める時も健やかなる時もよねぇ。私はクリスチャンじゃないけど、この宣言の中に、全てが入ってると改めて思います。
印刷してトイレに貼っておこうかな?!
なんでも話せる夫婦・・・いいこと、楽しいことは旦那さんに話すことで、2倍3倍に膨らんだり、同じところで大爆笑したり。
私の場合は、大爆笑してる幹生を見て私が笑っちゃう、ってこともたくさんあるよ。彼の爆笑を見てると、幸せになるんだよねぇ。
朝起きてから、出かけるまでの何気ない会話、ちょっとした心配りの言葉かけや「ありがとう」の一言に、ほんわりあったかな幸せ感に包まれるよね。
じゃあ、よくないことはどうかな?
不安や心配、仕事の苦労や人間関係の愚痴、やママ友に嫌なことを言われたとか、 悲しかったこと、体の不調やどこかが痛いとか、疲れたとか、家族の心配事、子どもの教育の問題・・・
あげたらきりがないね、こっちは!!
これをあなたは、旦那さんに話せますか?話してすぐに解決はできなくても、安心したり、解決の糸口が見つかったり、スッキリしてる?
いいことよりも、このマイナスな感情を分かち合えることの方が、大切かもしれないね、夫婦って。
女性のストレスの解消は話すことだから、誰かに話してスッキリするってこと多いのよ。特に愚痴とか悪口とか、頭にきたこととか系ね。
そこはもう、解決しないでよろしい。最終目標はスッキリだから、便秘と同じで出すこと。
ところが男性は出すだけじゃ、全然ストレス解消にならない。彼らは解決しないとダメなのよ。そこに夫婦のバトルの原因がある。
だからあなたが「ねぇねぇ、聞いてよ。◯◯部長ってさ、本当に頭に来るんだけどさー。・・・省略・・・いっつもそうだから、本当に困るんだよね」って旦那さんに会社の上司の話をすると
「そんなに嫌なら辞めたら」と、スマホから視線は上げずに、テレビのコマーシャル中に、新聞の陰から、ボソッと言うわけですよ。
そうすると
「辞めたいなんて、誰が言ったのよ!そんな話、誰もしてないでしょ?だいたいあなたは、いっつも人の話を全然聞いてないじゃない。◯◯の公文のことだってどうすんのよ?・・・」と続くのよね。
で、旦那さんは全然あなたの話を聞いてくれなくて「俺はどうすりゃいいんだよ?」「結局いつも俺が悪いんでしょ」「はいはい」というセリフで終了。
喜びの時も、悲しみの時もじゃなかったの?
こういう時の私たちって、本当に悲しいよね。冬の日本海の荒波が見える岩壁の上に、一人で立ってる感じ。こんなに近くに夫がいるのに、ビューンって遠くに行っちゃて一人ぼっちになった感じ。
さみしいのって、一人だからさみしいんじゃないんだね。
じゃあ、こうならないためにはどうすればいいの?それはもちろん妻活力を上げることなんだけど、その前に一言!
時々、旦那さんにばっかり求めて、彼のせいだけにして、自分は何もしないで自分のエリアから一歩も出ない人がいるけど、そういう人は私の個別相談には来ないでね。
多分私に会うとつらくなるから〜。最初に言っときます!
で、私が何十年もやってきて夫の幹生はすっかり身についてる方法はこれ。
よくない話をする前に
「聞いてほしいだけだからね」
「何も解決しなくていいんだからね」
「ただ、聞くだけでいてくれたらいいからね」
という魔法の枕ことばを言う。コレダケ。
コレダケと言った後に、なんですが・・・他にもいくつかポイントや、旦那さんが話を聞かない理由などなどを知りたい方はこちらのブログも参考にして。
だから私はどんなに不安になっても、悲しいことがあっても、幹生が聞いてくれるから、安心だし、自分で解決できる勇気がわいてきます。
そしてこれは私だけじゃなく、幹生も同じ。
時々「いいなぁ、幹生さん優しくて」って言う人いるけど、ノンノン。妻活力が上がってるからで、彼の性格や特技じゃないのよ。
その証拠に「幹生っていつも私の話を聞いてくれるから嬉しい!私の話を聞くのが好きなの?」って聞いたら「嫌い」って言ってたから(爆笑)
サボってると、愛されないよ!