先日、妻活卒業生からこんな相談がありました。

『夫が私との約束を破って、〇〇をしてくれなくて…。
それですごく困って、本当に怒って大喧嘩したんです。

妻活を卒業して、ものすごく夫婦仲が良くなってた矢先に裏切られたので、本当に悲しくて…。

夫は、今はすごく反省してるから何でもやってくれる。
だけど、それって今だけですか?

時間がたったら、
やらなくなるのかな?
約束を破るのかな?
裏切られるのかな?』

旦那さんが自分の言ったことをやらない。
約束を守らない、裏切る、嘘をつく。

そんな事が続くと、どんなに小さなことでも

「また?」
「いつもそうだよね」

って頭にきて、喧嘩に発展しませんか?

あなたの旦那さんは頼んだ事をやってくれる?

  • やるって言ったくせにやらない。
  • 自分が言ったことを忘れる。
  • 私が困ることを知ってるのにやらない。

特に子育てや共働きしてると、
「スケジュールのすりあわせ」とか「どっちが保育園のお迎えに行く」とか「病院に連れて行く段取り」とか…、話し合って調整して約束してってことがたくさんあるよね。

ダンナが約束を忘れるのは日常茶飯事

私だって、みんなと同じくあるあるよー!

『よっしゃ、これで大丈夫!』と、思っていたのに旦那さんがスコーンと忘れる、なーんてことは日常茶飯事。

例えば以前…
洗面所のドアが引き戸で、その前月位から段々重くなってきたの。
夫の幹生に相談した一週間位は力づくで開ける感じ。

ちょっと前に彼に扉をはずしてもらって、レール拭いたり、戸車の周りのゴミを取ったりしたんだけど、どんどん重くなる。

グーグル先生に聞いたら戸車の劣化が原因かも?

だから、ホームセンターで戸車を買ってきて取り替えたい!と思ったのよ。

で、その話しは何回もして
「週末にやってくれる?」
と聞くと、
「あー」
…とあいまいな返事。

いざ土曜日になると「今日はやらない」って言ったから、
日曜に「私は午後は出かけちゃうから午前中にやろうね」
と声をかけると、

幹生「今日はやらないよ」
私「なんで?」
幹生「今日はやることがイッパイあるんだよ」
私「・・・」

彼のやることがイッパイってさぁー、私にとっては「そんなの大したことないべ」って感じなんだよね~。

でも彼はルーティンの人だから「何曜日になにをやる」って決まってんの。

草取りをする
掃除をする
銀行に行く
クレジットの支払いをする
アイロンをかける
クリーニングを受け取る

多分こんな感じでスケジュールされてんでしょ。

そこに私のオーダーの
「戸車を買う」
「引き戸に戸車を付ける」
という予定は入れられん!と…。

私としては
「もー、前から言ってんのに!」
「いつやんのよ?」
とムッとするんだけど、

怒りとのつきあい方をトレーニングしてるので
「お、きたね」
って感じで対処できるんだよね。

これね、本当に身につけてよかったと。
どんだけ世界平和に貢献してるか自画自賛。

「また?」「いつもそうだよ!」という怒りへの対処法

一方ではこんな時、大体においてイライラ妻たちは…

『嘘をつかれた』
『約束を破られた』
『裏切られた』

って結構深刻な題名つけるけど、

実はそれ、大げさ!なんです。

「ラベリング」をしていない?

こういうの「ラベリング」って言うんだけど、

例えば「あなたって忘れがちだよね」って決めつけてずっと言ってると、本当にそういう人になっちゃうの。

これ、理屈は簡単で、そこまで問題は深刻じゃないのに
「あなたがそういう見方をする」ことで、
「夫はそういう人だ」
という方法でしかとらえなくなっちゃうの。

まあ思い込み、決め付けってやつね。

『ダンナが裏切った』とレッテルを貼り付けちゃうと、
「そういう行動ばかりを探そうとしちゃう」のよ。

そしたら簡単に見つかるよ。

冒頭の相談者の旦那さんの場合、たーだうっかり忘れただけなのに『大げさなラベリングをした事』で大喧嘩に発展したし、危うく彼女は思い込みの罠にはまる所でした。

怒りとのつき合い方

で、私はどうしたかと言うと・・・

夫の幹生には、
「いつならできるの?」と聞くと
「来週だな」という返事。

「それまでこの扉重いのイヤだなぁ」
と言うと
「開けっ放しにしとけばいいじゃん」

そうだね、そうしよう。
何もそんなに困らないね。

イライラ妻だった頃の私なら、

「いつも言ったことをやらないよね」
「何でいっつもそうやって先延ばしにするの?」
「幹生の悪い性格だよ」
「仕事も先延ばししてんでしょ?」

と、どんどん怒りが収まらずエスカレートして「人格攻撃」や「仕事の事」など、本来の話しとは違うことを言って余計に彼を怒らせて喧嘩勃発。
毎回この繰り返し…。

やりたくないのは事実だと思う。
後で「やりたくないの?」って聞いたら「うん」って正直に言ってたから。

「お願いという名の命令」をやめましょう

私の生徒さんにもよく言うんだけど、私たちは「お願いと言う名の命令」をしてるんだよね。

もし本当にそれがお願いだったら、彼らにNOと言う権利があるはず。
でもそれを許さないもんね。それはお願いじゃなく…「命令!」

やってもやんなくてもいいんじゃなく「やれ!」って言ってんの。

この命令をやめて、
本来のお願いをしてみて、
そしたら彼らのペースで、
ちゃんとやってくれるよ!

その日、私が午後の用事を済ませて帰ってくると、
「夕飯はトマトソースのパスタと鳥のから揚げだぞ!」
って張り切ってた幹生。

「今日は充実した一日だったなぁ」っておいしくお酒を飲んでたよ。

これを聞いて、今朝「なんでやんないのよ!」って怒鳴らなくて良かったぁ〜と、しみじみ思いましたとさ。

「プラスのラベリング」をしよう!

あなたは旦那さんや子ども、自分にマイナスのラベリングしてない?
怒りにまかせて「お願いという名の命令」をしてない?
もしもしていることに気づいたら、すーぐにやめましょう。

逆にプラスのラベリングはどんどんしてみて。

『あなたって優しい人ね』
『気がきくよね』
『子どもと遊ぶの上手だね』

もちろんあなた自身に『私って最高だな』ってラベリングもいいね。

サボってると、愛されないよ!


森洋子


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