「親が亡くなったら何をしなければいけないのか?」
「なにを?いつまでに?具体的なやり方は?」
「忘れたら大変なことになる手続きってどれくらいあるの?」
こんにちは。妻活プランナーの森洋子です。
先日、私の自宅から遠くに住む自分の父親が亡くなり、母親と通夜・葬儀、その後の手続きを一緒に行ないました。
「親が亡くなったらやる事」などの本を参考に作業を進めてましたが、以下の問題が出てきました。
- やる事が多すぎる
- 高齢の親から「あれはやったか?」などと聞かれることが非常に多い
- 本では文字が小さく、書いている内容も難しく、全体像がつかめない
- 様々なことが短期間に同時進行するため、やったかやっていないかなどの現状把握が難しい
- 記憶に頼っているので、常に頭がいっぱいで疲労感が抜けない
具体的に見ていきますよ!
様々な問題点
やる事が多すぎる
噂には聞いてて知ってたけど、これは聞いてたやつの10倍以上大変よー、奥さん!
今まで生きてきて、生活してた分だけの足跡があるワケだから、当然と言えば当然だけどそれにしても多い。
まず役所に行って色んな申請や返却やらに、5時間かかりました。しかーも、お昼ご飯抜き!
そして役所の人はとても優しいんだけど、私のように一緒についてきてる人がいると、当事者の高齢者にじゃなく私の方を見て説明すること!!
お母さんが私に甘えるんじゃなく、自治体の職員が私に甘えてる(笑)
「おーい、私じゃなくお母さんに説明しろー!」と言うのを、もっと優しく丁寧にお伝えしました(笑)
年金関係はこれとは別に予約を取らなきゃいけないし、年金事務所に行って最低でも1時間はかかります。話を聞いても全く理解できずに作業は進みます(^^;;
そしてこんなのは序の口で、他にも大量にやることはあって、それはリストを見てくださいね!
親から何回も聞かれる
私が個人的にまいったのは、実はこの「親に何回も何回も同じ事を聞かれる」こと。別にボケてるわけではないんだけど、あまりにも毎日やることが大量だから、ワケがわからなくなるのよね。
母「洋子ー、年金は終わったっけ?」
私「行く日をお母さんが電話で予約したでしょー。まだ終わってないよー」
母「洋子ー、お父さんのマイナンバーは返さなくていいの?」
私「あれは全部終わってから、最後に返してねって言われたよねー」
こんな感じで「それ説明したよね」って事を何回も何回も言われたら本当に頭に来るし、それを「言ったでしょ!」って言うのもイヤになります。
親や他の家族と、ムダなケンカはしたくないですよねぇ。
全体像がつかめない
でも、なんで何回も同じ事を聞くか?って言うと、自分の現在地がわからないからなんですよ
本にはやる順番や、やる事が書いてあるけど字は小っちゃいし、書いている事も難しくて訳わかんないし、漢字が多いし…
とにかくだだっ広い荒野にポーンと置かれて「自分がどこからきたのか?」「どっちに行けばいいのか?」全く分からんちん状態、それはつまり「全体像がつかめない」状態なんですねぇ。
現状把握が難しい
全体像も現在位置も分からない上に、様々なことが短期間にビャーッとあるし、全部が同時進行。
だから「やったか?」「やっていないのか?」記憶に頼ってると分かんなくなっちゃう。
「やったっけ?」って聞かれても、私だって覚えてないよ〜
疲れが取れない
私の場合、自宅の東京から移動して、仕事も全てキャンセルし、家族も猫も置いて手伝ったので、時間が限られていると言う事もあったけど、
親の近くに住んでいる人でも、同居してる人でも、自分の記憶に頼って作業していると、常にその事で頭がいっぱいで疲れが全然取れない!
なんか脳みそは、ずーっとフル回転してるし、終わらないまま進行形の作業もあるから、頭のどっかに何かがいつも残ってる感じ
実際のチェックリスト
そこで、次から次へと湧き出てくる様々なToDoや問題から全てのタスクを書き出し、管理リストを作り、新たな項目が出るたびに書き足すようにしていきました。
こちらが実際に壁に張り出したチェックリストの画像↓で、最終的には巻物のように長くなりました(笑)
そんな私の体験から生まれた「親が死んだらやること」のチェックリストを、メルマガ読者にプレゼント!
このリストの目的
- 親に安心してもらう
- 作業の全体像を見渡す
- 進捗状況を把握する
- 記憶ではなく記録に頼る
7つのポイント
- どんなに細かいことも書き出す
- まとめずに1行に1アクション
- やる日や締切日がわかるものはその日にちや時間も書く
- 3ヶ月以内、2週間後などは具体的な日にちを割り出し、それを記入する
- 誰でもよく見えるように大きな、太い字で書く
- できれば壁などに貼る
- チェック欄を設けて終了したらチェックする
リストを作って良かったこと
- 親が何回もリストを見ることで安心していた
- 達成感がある
- 抜けや漏れがないので安心
- 記憶する必要がないので頭の中がスッキリする
- 日程を組みやすい
実際のタスク例
以下に私が行った実際のタスク(チェック)の一部をご紹介します。
葬儀など
- 近親者への死亡連絡
- 通夜、葬儀の打合せ
- 香典の金額チェック
- 香典返しのチェック
- 通夜、お寺お布施、お車代、お膳代
など。
届出、手続きなど
- 死亡届の提出
- 火葬許可申請書の提出と入手
- 世帯主変更の手続き
- 遺族年金の受給申請予約
- 上下水道の名義変更
- 電気の名義変更
- インターネット(△社)の解約
- NHK受信料契約者変更
- 会社の社友クラブに連絡
- 準確定申告納税
などなど、手続き関連は本当にやる事がたくさん!
どこの銀行口座を、いくつ持っているのか?
どのサービスと契約していたのか?
など、必要な情報を集めるだけでも大変です。
相続など
- 銀行に死亡の連絡
- 銀行に相続手続きのやり方を確認
- 郵便局に死亡の連絡
- 相続人全員が必要書類に記入と実印の捺印
- 税理士に確認
- 相続税の有無の調査
など、素人には全くわからない法律や制度がたくさんあります。
リストを手にした方の声
やはり沢山ありますね…
大体わかっているつもりでもその時になると頭が回らなかったりしそうなので、リストになっているととても役立ちそうです
相続の本などは、たぶんこんな細かいことは書いてないのでは。漏れなく挙げてくださって、これから直面する方にとても役立つ情報ですね。ありがとうございます!
何があるかわからないので、リストは大切に保管させていただきます
”まとめずに1行に1アクション”に1番納得しました。細かく書くの1番ですね
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どんな人でも必ず通る道なので、少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
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