妻活は旦那さんとの夫婦関係を、我慢しない、あきらめないで、修復するためのメソッドです。
スポーツや楽器を習うのと同じで、ラブラブ夫婦になるためにも、実はトレーニングが必要って知ってました?皆さんはそこをサボってるから、愛されないのよ。
この章では、まずトレーニングの心得から案内しますね。
旦那さんを変えようとしない
まず自分が「旦那さんを変えようとしちゃってる」という自覚を持とう。
誰だって多かれ少なかれ、相手を変えようとしてます。「そんなことはない」って言うなら、それはただ単に無自覚なだけ。気がつかないでやってる人ほど、たちの悪いものはないからね。自覚がないだけに直らないよ。
次に必要なのは、なんで変えようとしちゃいけないのかを知ること。私たちは良かれと思ってアドバイスするけど、これは相手を否定することになっちゃうから。
どういうことかと言うと、彼を認めない、受け入れないということになるので、結局は彼自身を否定する行為になっちゃいます。
受け入れられずに、拒否されたり、否定されたらあなただったらどう思う?「わー、いいアドバイスをありがとうね。やってみるー」って素直に言える?言えないよねぇ。
さらに旦那さんは「あれこれ指示された」「命令された」って受け取っちゃうので、自分の自由を制限された、束縛されたと思って必死に逃げようとするからね。「うるさいなー」とか「わかってるよ」って逆ギレされる人はこれだよー。
「どうして~なの?」「何回言ったらわかるの!」って追っかけ回して言ってる人は旦那さんを、自分の思うようにコントロールしようとしてるので要注意。
これを続けてると、旦那さんの愛はあなたからは離れちゃうよー。そんなことまでして、変える価値がある?そして、残念なお知らせがあります。これだけのリスクを犯しても、彼は絶対に変わりません。
旦那さんを変えようとしないで、彼をまるっと全部、受け入れましょう。
あなたが変えるのをやめた時に、もしかしたら旦那さんは変わるかも知れないね。でもそれも誰にもわかりません。
人が変わるのは「自分が変わる」って決めたときだけです。
旦那さんの愛を受け取り感謝する
男性は本来、愛を与える性、そして女性は受け取る性です。 旦那さんの愛の表現は次の3つです。
・結婚していること
・働くこと
・働いて得たお金を妻に渡すこと
この事を知ってどう思った?「え?それが愛なの?」「それだけ~?」「それは当たり前でしょ?」って思わなかった?
男性と女性では愛の表現方法が全然違うんだよね。まず、このことを受け止めて、この3つに対し、当たり前と思わないで感謝してね。
この3つ以外でも、旦那さんがあなたのために行う行為は、全て愛の表現の一つだと彼は思っています。生活の些細なこと、あなたにとって当たり前のことでも、旦那さんにとっては愛の表現なのよ。 だからそれを喜んで受け取って、いつも感謝してね。
旦那さんの自尊心を傷つけずに高める
一般的に男性は社会の中で常に競争、戦闘モードで生きています。それは小さな頃からずっとそうで、彼らはいつも緊張状態にあるんだよねぇ。男の子を育ててるママはこんなこと言ってないかな?「男の子でしょ、泣いちゃだめよ」「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「女の子には優しくしてね」。
こうやって小さい頃から、強いこと、勝つこと、大きいこと、がんばること、弱音を吐かないことなどに価値を置いて、そうなるように育てられるでしょ。そうすると、ものすごい頑張ってるので、私たちが考える以上に自尊心(自分を大切に思ったり、尊重する心)が傷つきやすく、ガラスのハートなのよ。
そんな彼らに、私たち妻は「なんで」「どうして」「いっつも」「絶対に」っていう枕言葉付きで鉄拳を振り下ろすよねぇ。これはもう「あなたはダメ」「役に立たない」「頼りない」「存在価値がない」「必要じゃない」「男らしくない」「最低」って言ってるのと同じ!
そこにもし「あなたとなんか結婚するんじゃなかった」「私の人生返して」「少しは稼いできたらどうなの?」なんて言っちゃったもんなら、彼らの自尊心はズタボロです。
私たちが評価したり褒めたり、感謝することで彼らは、自分には価値があると思えるの。そしてその自尊心を高めてくれた相手を「何があっても守ろう」「絶対に幸せにしてやるんだ」って頑張っちゃうのよね。
これは返報性の法則と言って、いいことをしてくれた人には、絶対にお返しをしたくなる心理なの。だから、旦那さんの自尊心を傷つけずにドンドン高めていきましょう!
常に笑顔を心がける
世界中の旦那さんが妻に求めている、たった一つのことってなんだと思う?
それは「幸せに笑っていること」です。
奥さんが幸せに笑ってれば極端な話、ご飯作ったり洗濯なんかしなくてもいいくらいなのよ。それなのに私たちは、◯◯しなきゃ、妻として、母としてこうでなければならないって、「ねばならない」「~するべき」が多すぎないかい?
旦那さんと出会った頃、つきあってた頃のあなたは幸せいっぱいに、もっと笑ってたはず。明るくて、恥ずかしがってて、大らかで、ノンキで、ころころ笑ってたはず。あの時のあなたはどこに行っちゃったの?
いつも妻がご機嫌に笑っていると、旦那さんは
「俺は愛する妻を幸せにしている」
という自尊心が高まるんだよ。あなたの太陽のような笑顔が、旦那さんを、家族を、世界を救います。
自分を愛し、大切にする
結婚生活を修復するにしても、あなた自身が一番大切。あなたが疲れてたり、悲しい気持ちではなんにもなりません。自分を愛し、大切にしなければ、他人を愛することはできないの。
自分を愛するってどういう事?
美味しいものを食べたり飲んだり、素敵なバッグや洋服を買う、好きなことをドンドンやる…それもいいよねぇ。いいけどさ、それで自分を愛せた?それをやって幸せ?満たされた?
そういう物質的なことも大切だけど、それよりもやってほしいのは、自分の本当の気持ちに素直になること。
他人の目を気にしたり、他人のために生きるのはやめてほしいの。たとえネガティブな感情だとしても、それを押さえつけるんじゃなく、ないものにするんじゃなく、表現してください。
我慢しない
「私が我慢すればいい」「私が犠牲になればいい」という考え方をする人は、いつかは必ず他人を攻撃しちゃうの。それは自分の気持にウソを付いてるから必ずどこかで爆発しちゃう。
さらに我慢は「怒り」の感情に結びつきます。やがてそれが「恨み」に変わってしまい、「恨み」に変わってしまうとコントロールするのが難しくなっちゃうんだよね。
それから、自分を犠牲にする人は、結局は自分の気持を大切にしてないの。
自分の気持を大切にしない人が、相手の気持を大切にできると思う?そして自分を大切にしてない人が、誰かから大切にされると思う?
小さい頃に教わった「我慢しなさい」は最悪のしつけだね。今からでも遅くありません。やめましょ、その行動。
あきらめない
夫婦関係は期待しない、求めすぎない、あきらめが肝心、と思ってない?結婚式のスピーチでも、みーんな言ってるよね。
相手に期待するから裏切られる、最初からそんなもんだと思っていれば、頭にもこない。あきらめたら、楽になれるのかなぁと思ってないかな?
そうやってあきらめることで、本当にあなたの望んだ幸せはやってくるの? 仏教では、あきらめるとは「諦観(たいかん)」と言って「真理・道理をあきらかに観る」という意味です。
つまり悪い状態を「◯◯だから仕方ない」って誰かや何かのせいにして、あきらめるんじゃないのよ。そうじゃなく「原因は何かな?」「自分にも原因があった?」って、明らかにして観るっていう態度なんだよね。
そして過去や起こった出来事に、いつまでもこだわるんじゃなく、その原因を認めて、受け入れて、未来をどうしたいのか?どうなりたいのか?って考えて実行する。そういう態度が「あきらめない」ってことなのよ。だからいつも現在進行形。
「もうダメだ」「マジで無理」ってぶっ倒れたその先に、必ず未来が、夢が、光があるから。
多くの人の夢がかなわないのは、そこであきらめるから。
妻活は、何度ぶっ倒れても、あきらめないよ!
7つの心得動画
妻活The SCHOOLのベースとなる7つの心得を、詳しく解説した動画レッスンも販売しているので、参考にしてくださいね!